メンズ博士です!今回はラクトフェリンが花粉症に対し、どんな効果があるのか?どんな根拠があって、どのような作用をもたらしてくれるのか詳しく解説していきます。
ラクトフェリンと言えば免疫機能の強化に役立つ成分として、最近ではヨーグルトやサプリメントに含まれる食品も多く、手軽に補給することができます。そしてもし本当に花粉症の緩和として有効であれば、普段から積極的に取り入れたいところですよね。
体内の免疫システム最適化により、過剰なアレルギー反応を防止できる
そもそも、花粉症の原因としてスギやヒノキなどの花粉が体内に入り込むことで、体に備わっている免疫システムが花粉を敵とみなし、過剰反応しすぎることからくしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状が出てしまいます。花粉を体内に排出するように働きかけるんですね。
で、この原因に対する対抗策として、免疫力の強化に役立つラクトフェリンの出番というわけです。ラクトフェリンを摂取することで、グルタチオンと呼ばれる『抗酸化物質』を増加することができ、これにより免疫システムを整える効果があるんですね。
つまり、ラクトフェリンは花粉などアレルギー物質が体内に侵入した際、免疫機能が過剰反応しないように抑制する働きがあるんです。これにより、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどのつらい症状を緩和することができます。
ラクトフェリンは花粉症などのアレルギーに対して確かに効果はあるものの、すぐよくなるとは断言できません。私生活に支障をきたすような、あまりにも症状が重い場合は耳鼻咽喉科、耳鼻科、眼科などに行って、専用の薬を処方してもらうようにしましょう。
ラクトフェリン食品を選ぶ際の注意点
医学的に、ラクトフェリンの摂取目安量は1日あたり300mgとなっていて、正直市販のラクトフェリン食品ではこの量をまかなうことって難しいです。市販でよく見かける森永のラクトフェリンヨーグルトは1本120円で、ラクトフェリンが100mgしか入っていないため、十分な量をまかなうためには経済的にけっこう負担が重くなってしまいます。
花粉症対策として有効であるラクトフェリンは、もちろん配合量が多いほど効果的ですし、逆に少なすぎては何も意味がないため『量』を確認して買うようにしましょう。
乳酸菌も同時に摂取できる食品がベスト
花粉症対策として、ラクトフェリン以外にも乳酸菌も非常に有効です。ご存知かもしれませんが、乳酸菌は腸内環境を整えつつ、アレルギー物質から体を守る『免疫の働き』を上手に調節してくれる特徴があります。
私たちの腸内に存在する『善玉菌』に乳酸菌を与えることで、花粉症などに対しても悪さを働く悪玉菌を減らすことができ、抵抗力の強化にも役立つんですね。それに乳酸菌は花粉症対策としてだけではなく、お通じの解消としても効果的ですし、取り入れて損することはありません。
また、私自身、花粉症対策としてラクトフェリンや乳酸菌の入っているサプリを活用しています。サプリ2粒だけでラクトフェリンの1日の摂取目安量300mgをクリアできていますし、質も高いことから徐々にくしゃみや鼻水などの症状が落ち着いてきています。
ラクトフェリンだけでも花粉症対策として活用できますが、できるだけ早く改善したい場合は、私のように乳酸菌も入っているサプリを選択すると良いです。飲むだけなので、結構手軽ですよ。
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この記事のまとめ
ただ、あまりにも症状が重い場合はヨーグルトやサプリなどの健康食品ではなく、専門の医療機関に行ってお医者さんに診てもらうようにしましょう。
いずれにしても、きちんと花粉症に効くラクトフェリン食品をお探しの場合は、ラクトフェリンの量が多く、乳酸菌も入っているタイプが良いですよ。