【変形性膝関節症にお悩みの方は注目!】効果のある筋トレメニューとは?
変形性膝関節症とは、ひざの軟骨がすり減ることにより骨同士が摩擦して痛みを伴う病気です。進行すると、ひざが曲がりにくくなり、歩行が困難な状況となってしまします。対策としては大腿四頭筋など、周囲の筋肉を鍛えることにより、骨同士の摩擦を防ぎ、痛みを緩和し症状の進行を遅らせることができます。
大腿四頭筋を鍛えることによってのメリットは、発症後の効果もそうですが、予防策にもなります。大腿四頭筋を含め大腿部の筋肉というのは40代から急激に減少し、女性の方は男性に比べると筋肉があまりないという面で変形性膝関節症になる確率が高くなります。発症すると、すり減った軟骨は再生しなく、変形して関節も元には戻らないので、普段から鍛えることが予防策になります。
では早速ですが、写真を交えて具体的な筋トレについて解説していきます。
変形性膝関節症に有効な筋トレメニューとは?
先程も記述したように、大腿四頭筋を鍛える筋トレとして最もポピュラーなスクワットが簡単で、おすすめです。
1.両手を頭に組み肩幅よりやや広めのスタンスで、背筋を伸ばしましょう。目線は正面を見たままゆっくり下げます。この時背中を丸めると腰を痛めやすくなるので注意しましょう。
2.体を上げる際は、ゆっくりとひざを伸ばしていきますが、伸ばしきらないことがコツです。
ひざが伸びきる手前でとどめるイメージです。
この時にひざが内や外を向くと靭帯を痛めやすくなるので注意しましょう。そして、太ももやお尻に力が抜けてしまう箇所を作らないようにしましょう。
【アフターストレッチ】
反動をつけながら屈伸をします。ひざを伸ばしたときに上体をかがめて前屈すると、脚の裏面の筋肉をよく伸ばせるようになります。5回程行いましょう。
変形性膝関節症にお悩みの方は、まずは筋トレから実践してみることがおすすめです。あくまでも無理なく行うことが大切ですので、症状が重い方はおやめください。