便秘がひどくなると、下腹部だけぽっこりと膨らんでしまうといった声をよく聞きます。お腹に便がたまっていることへの不快感、そして便秘中は肌が荒れたりおならが強烈に臭かったり体重が増えたりと非常に面倒ですよね。
この記事では、下腹部ぽっこりにお悩みのあなたに、食事や運動による便秘対策法の中で、簡単にできる『下腹部のぽっこり解消方法』をご紹介します。
便秘を促進する食べ物をシャットアウトして下腹部ぽっこりを脱しよう!
便秘になってしまう原因として、『腸内の悪玉菌を増殖させる食べ物』が大いに関係してきます。悪玉菌を増殖させてしまうと、腸内環境を整えてくれる善玉菌が減少して、より便秘になりやすくなってしまいます。
悪玉菌を増殖させてしまう食べ物、それは肉類や揚げ物、糖分を多く含んだチョコレートなどが主になります。肉類は消化されにくく、腸内にたまりやすいです。そして悪玉菌は腸内にたまったタンパク質をエサにするため、悪玉菌がより活発化して増殖してしまうのです。
また、揚げ物に多く含まれる「油」も悪玉菌のエサとなり、増殖してしまいます。こうなってしまうとお腹の調子を整える善玉菌が劣勢になり、減少してしまいます。これが食事による主な便秘の原因です。どうしても食べないとストレスがたまる!というようなときは、せめて、せめて『衣だけ』をとるなどして食べる工夫をしましょう。
さらにチョコレートはもう砂糖の塊のようなもので、悪玉菌の大好物です。チョコを悪く言っているように聞こえるかと思いますが、糖分の多さに問題があるんですね。糖分を多くとることで悪玉菌が増え腸の動きが鈍くなり、便秘の原因になってしまうのです。そのためチョコやケーキなど砂糖を多く使用している食べ物は避けた方が無難です。
これら食べ物が積み重なって徐々に腸内環境が荒れて便秘になり、下腹部がぽっこり出てしまうのです。
便秘対策として効果的な食べ物は何がある?
善玉菌を増やす食べ物として、乳酸菌を含む食品であるヤクルトやヨーグルト。また、チーズやキムチ、納豆、ぬか漬けなどの発酵食品が良いです。それと、食物繊維の多いキャベツやレタスなどの野菜もいいですね。食物繊維には、腸をきれいに掃除してくれる働きがあるので、悪玉菌をため込まず排出のサポートもしてくれます。
ヤクルトやヨーグルトはコンビニでも購入できるので取り組みやすいものの、食事管理はちょっと大変です。最近では乳酸菌をメインにした健康食品や乳酸菌サプリも販売されているので、取り入れてみるのも良いですね。
腹筋運動も便秘による下腹部ぽっこり解消に役立つ
次は腹筋運動によって便秘を改善し、下腹部ぽっこりを解消する方法になります。腹筋をすることで腸に刺激を与え血行を促進し、胃腸の働きが活発になるため便秘改善に有効的です。また、腹筋が鍛えられることで『腸が便を押し出す力』もつくため、腹筋運動はお勧めです。
ちなみに私自身かなり腹筋が苦手で、そんな私でもできる腹筋運動のため普段運動していない方や、体力に自信のない女性の方でも安心して取り組めますよ。
この運動は、寝そべりながらでもできる『レッグレイズ』という腹筋ですので、テレビ見ながらでもできます。このレッグレイズの具体的なやり方として断食以外でできるダイエットの記事にて掲載していますので、ご参考いただければと思います。
単純に両足を上げ下げする簡易的な運動にもかかわらず、主に下腹部や肛門にも力が入る腹筋運動のため便秘改善効果は高いです。
この記事のまとめ
また、便秘解消に役立つ食品として乳酸菌サプリについて少しお話ししましたが、これも結構おすすめです。私も便秘気味の時は乳酸菌サプリを飲むようにしているのですが、意外に効きますし手軽に乳酸菌を摂れるので便利ですよ。
もしよろしければ別の記事で乳酸菌サプリのレビューを行っていますので、こちらも参考までにご覧いただければ幸いです。運動や食事管理が難しいという事であれば、乳酸菌サプリに頼るのも一つの手だと思います。