骨盤が後傾しないための筋トレメニュー
骨盤が後傾することによって内臓が圧迫されたり、股の関節に悪影響を及ぼす可能性があります。結果として歩行が困難になる場合があるのです。
骨盤の後傾を予防するには、大腰筋を鍛え、骨盤の位置を正しい位置に戻すことが効果的です。大腰筋とは背骨と大腿骨をつなぐ筋肉で、太ももを引き上げたり姿勢を維持したりすることに使用されます。ここを鍛えることで骨盤の位置を修正したり、脂肪やたるみを内側から支え、代謝を良くするというメリットがあります。
では早速ですが、写真を交えながらトレーニング方法について解説していきます。
大腰筋を鍛え、骨盤が後傾を防ぐ筋トレメニュー
1.あお向けになって、揃えた両足を少しだけ持ち上げたところから始めます。この時に、手は床につけてバランスを取ります。
2.両足をゆっくりと持ち上げきって、お尻を浮かせる気持ちで行うと効果的です。
この足上げ腹筋運動を5〜10回を目安に行います。コツとして、3秒で上げて3秒で下げるようにするのがポイントです。5〜10回が理想ですが、慣れるまでは回数を少なくしてカラダに負担をかけないようにしましょう。
【ストレッチ】
うつ伏せになり、両腕で状態を起こして腹筋を伸ばすようにします。腰を痛めてしまうので反動をつけずに行います。腰を床に押しつけるようにすると、しっかり伸ばせます。
解説中に出た3秒ルールはとても重要なことで、これを実践しないと効果はありません。このことについてはページ右下にあるカテゴリーの筋トレ豆知識、クイック→スロートレーニングをご覧ください。
それと、この筋トレは毎日した方が良いのか?このことについても筋トレ豆知識の、筋トレは毎日した方がいいの?というところで紹介していますので、ぜひご参照ください。